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「司法の番人」として活動する警察



ここでは、「司法の番人」としての警察の活動内容を紹介します。

民主主義を守るための3つのバランス

日本は「立法」「行政」「司法」という3つの独立した機関を設けることで、それぞれのバランスを保ち、国民の権利と自由を保障するよう機能しています。これを三権分立と言い、権力(権限)を分割することで、それぞれの抑制と均衡を図っています。民主主義を採用する近代国家で多くみられる国家統治のシステムです。

三権分立は、フランスの政治思想家であるモンテスキューが著書『法の精神』で提唱した考え方で、政治権力を分立することで独裁制を防ぎ、国民の権利と自由を確保し保障するという考え方に基づいています。「立法=法を定立する権力」、「行政=法に基づき政策を行なう権力」、「司法=法規を執行する権力」に分かれています。つまり、立法が規則を設け、行政がその規則を運用、司法が規則を守れているかを判断する、というように権力を分散させているのです。日本の政治では、立法を国会、行政を内閣、司法を裁判所が担当しています。

警察は、この三権のうち、「司法」と深い関わりがあります。

刑事裁判と警察の関係

裁判には、主に「民事裁判」と「刑事裁判」があり、それぞれの裁判は訴訟によって申し立てられます。民事裁判とは、社会生活における個人の権利関係の争いを解決するもので、例えば「財産に関する紛争(遺産相続などのもめごと)」などがこれに該当します。

もう一方の刑事裁判は、公共の秩序を維持する観点から、法を犯した人の罪と刑罰を法律に基づいて決めるものです。つまり、殺人や窃盗、放火などの罪を犯した人は、刑事裁判にかけられることになります。

これらの決定的な違いは、民事裁判は当事者である国民の誰もが起こせる裁判であり、刑事裁判は司法の代表者として検察官が訴えを起こすという点です。

この刑事裁判に大きく関係しているのが「警察」という組織です。事件が発生したら、まずは警察がその事件の捜査をして情報を収集し、その捜査結果や捕まえた被疑者の身柄を検察に送ります。検察官は、警察から送られた証拠をもとにさらなる調査をし、ときには検察官の指揮で警察が調査にあたることもあります。そして十分な証拠をもとに、被疑者に対して刑罰を科するべきであると判断した検察官が起訴して、刑事裁判となるのです。

つまり、社会の秩序を乱した者に対して法による裁きを与え、そして事件や事故などの解決をする刑事裁判の、その最前線で捜査を行なっているのが警察なのです。

警察が「司法の番人」といわれる理由

刑事裁判の流れは、「事件の証拠を集め、捜査する警察」から「裁判を行なうための準備をする検察」、そして「法に従い裁判により処罰を与える裁判所」という順で構成されています。その中でも最初に犯罪捜査に関わる警察は、国民が安心して生活を送れるように作られた法律が守られているかを、常に国民のそばから見守る役割を持っています。

このようなことから、司法を担当する裁判所は「法律の番人」と呼ばれ、国民の生活を脅かす犯罪や事件を抑制し、また解決へと導くための活動を行なう警察は、「司法の番人」といわれているのです。