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国の治安を維持する警察



ここでは、警察の役割でもある治安の維持について紹介します。

治安維持のために組織された警察機関

一般的に「治安」とは国の社会的秩序の状態を表し、これが安定していると「治安が良い」などと言います。この安定を保つことが「治安の維持」です。「治安」は社会状況を複合的または総合的に表した現象状態であるため、実際にそこで暮らして生活を営む者でないと、良し悪しの判断はしづらいものです。

その「治安」を良くするため、そして安定した国民生活の基盤となるよう「治安が安定」するように法律が制定され、法律に沿って活動を行なう警察が組織されています。警察の主な役割は、人または財産に対する犯罪の防止や、社会の公序良俗に視点を置いて犯罪の抑制および取締り、捜査を行なうことです。

日本の警察組織は明治初期から第2次世界大戦後まで、東京では内務省警保局、地方では知事によって管理運営されていました。戦後となる昭和22年には警察法が制定され、翌年には、国家地方警察と市町村自治体警察が誕生します。そして昭和29年には警察法は改正され、現在のような都道府県警察に一元化されました。このように、その時の日本国内の社会状況に合わせつつ、より良い組織改革を行ないながら、治安維持のために警察機関は組織されてきたのです。

治安とは体感できる風紀

治安の良い悪いは、単体の事件だけでは判別できません。ある地域で、たった1回の事件が起きただけでは「治安が悪い」とは言いません。しかし、この事件をキッカケに犯罪が蔓延してしまったのであれば、それは治安が悪化したといえるでしょう。

逆の例もあります。以前、犯罪都市として悪名を轟かせたアメリカのニューヨーク市では、1990年代に年間の殺人被害者が2,000人を超えていました。2007年に同市の市長だったジュリアーニ氏は、割れた窓を放置しない、犯罪が起きない社会の心理をつくる、小さなことから秩序を回復する、という「割れ窓理論」を採用することで、同年の殺人被害者数は500人を下回り、家庭内暴力(DV=ドメスティックバイオレンス)殺人は前年比36%減、公共交通機関内の重大犯罪は1990年の8分の1と、全米で4番目に安全な都市へと変貌を遂げました。このように公共機関をはじめ、市民一人ひとりの意識改革で治安を回復できることもあります。まさに治安は、体感できる風紀のようなものなのです。

身近にもある治安維持のための活動

日本人は季節ごとの催事を好み、そして大事にしています。しかし催事によっては、不特定多数の人がひとつの場所に集うことで、事件や犯罪を生むことも少なくないのです。

例えば、大勢の人が集まる初詣、スポーツ大会、花火大会などは、事件や犯罪の発生確率が上昇します。このような通常とは異なる状態の時に、警察署では所轄の警察官や、場合によっては機動隊などを動員して様々な状況に備えます。抑制と防止を行ない、万が一にも事件や犯罪が発生した場合は、すぐに対処できる体制を整えるのです。これも警察が行なう治安維持のための活動の一環と言えます。