施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の警察署情報を無料で検索できます。

ホームメイト警察署リサーチ

警察署情報

水上警察



国民生活のために治安維持に努める警察。その治安維持活動は、水上においても行なわれているのです。ここでは、水上警察について紹介します。

水上での治安維持に努める水上警察

水上での治安維持に努める水上警察

海や河川、湖沼などの水上およびそれら沿岸部に、犯罪防止や救助活動のために設けられているのが水上警察です。主に管轄区域に水域を含む警察署の地域課が担当していることが多く、船舶を使用して警ら活動を行なっています。

大きな港湾での警察活動に特化した水上警察署(横浜大阪神戸の3署。2013年3月現在)が配置されている場合もありますが、近年では警察組織内の再編などもあり、管轄区域の陸上の警察署との統合化も進んでいます。

陸上の警察がパトロールカーを使用するように、水上警察では小型高速艇などを使用しているのが大きな特徴です。密漁や密輸などの犯罪の防止に努めながら、水上での交通秩序の維持、事故や災害時が起これば救助活動などにもあたります。場合によっては、税関や出入国管理機関、沿岸警備機関などの個別の行政機関と連携することもあります。

水上警察の起源

水上警察の起源

1879年(明治12年)、東京の築地に日本で最初の水上警察(正式には水上警察本署)が設置されました。設置当時は、貿易が盛んだったこともあり、外国航路を行き来する船舶はどんどん大型化しました。大きな港湾では、沖合の大型貨物船から艀(はしけ/船底が平らで、動力を持たない簡易的な船)を使って貨物の積み下ろしをして陸上へ運ぶ「沖仲士(おきなかし/湾岸労働者の旧称)」という人たちが増加しました。

彼らは自分の艀の一角や港湾近くに居住区を設けるなど、港湾や河川エリアで家族と水上生活をする人も大勢いました。そうした水上生活者のための学校や福祉施設も設置され、ひとつの港湾都市が形成されました。水上警察は、そうした水上生活者の治安を守るのと同時に、外国からの不法入国や薬物取引、水難事故など水上で起こりうる特殊な犯罪や救護活動にも対処するために配置されたのです。

海上保安庁との違い

海上保安庁との違い

同じく水上を管轄に受け持つ組織として海上保安庁があります。水上警察と海上保安庁は、ともに協力し合い任務を遂行することも多いのですが、それぞれの設置された目的と、所属する機関が違います。水上警察は警察機関なので、公共の安全と秩序の維持が目的です。人の命、身体および財産の保護、犯罪の抑制、それにまつわる捜査、水上交通網の円滑化および取締りなどが主な活動内容になります。

海上保安庁は、海上においての人命および財産の保護、法に準じて犯罪の抑制および鎮圧などが任務にあげられます。どちらも、犯人逮捕や起訴、拘留などの権限が与えられている点は同じですが、海上保安庁の場合はさらに領海の警備や海上権益の保全、海上警備など、海上における任務が幅広いことが特徴です。