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国家の安全を守る警察組織の警備部・公安部



国家の安全を守ること、すなわち治安を守ることを前提に設置された警察組織の中でもエキスパートが揃う部署が警備部と公安部です。

見えない脅威から要人を守る

日本の首都である東京を管轄とする警視庁と、各道府県警察の本部には、警備部という特殊な任務を与えられた部署が存在します。各道府県警察の警備部には、警備課、機動隊、公安課、外事課があり、警備課と機動隊が警備の仕事を、公安課と外事課が公安の仕事を行なっています。ただし警視庁だけは例外で、警備部と公安部は別々に設置されています。

警備部は、警備警察と呼ばれ、主に暴動や災害などから人々を守るための活動を行なっている部署です。その活動内容には、暴徒などの鎮圧、デモなどが起こった際の整理、災害時の被災者の避難誘導や救助、天皇陛下や皇族、そして国内外の要人の警衛警護が含まれています。

警視庁の警備部には、警備第一~二課、災害対策課、警衛課、警護課、機動隊(10隊)などが設置され、ほかの道府県警察の警備部よりも規模が大きく、特に機動隊の人数は全国隊員の約半数を占めます。ちなみに機動隊数は、大阪府警察と千葉県警察が3隊、神奈川県警察と福岡県警察には2隊ですから、警視庁の10隊は圧倒的といえるでしょう。これは、日本の首都に集中している、国会議事堂などに代表される国家の重要な施設の警戒警備にあたることが、警視庁の機動隊の仕事となるためです。

また、警視庁の警備部警護課は、要人の身辺警護を専門とするSP(セキュリティポリス)が所属する特別な課です。SPは、国家にとって重要な人物である内閣総理大臣などを警護するため、警備部の中でも特殊な訓練を受けたエキスパートが集まっています。

国を揺るがす脅威から守る

警備部と同じように特殊任務を担う部署が公安部です。公安部は、公安警察とも呼ばれ、国家の安全を守る最前衛を担当している部署です。いわゆる、国家規模で対応しなければならない犯罪に対して活動を行なう部署なのです。

例えば、国際的なテロリストや過激派による活動、右翼団体や極左暴力団体などのゲリラによる犯罪行為などを未然に防ぐために、捜査したり情報を集めたり、監視をしたりするのです。北朝鮮による、拉致容疑の事案や日本に対して有害な活動の取締りなども行なっています。また、近年急増していると懸念されているサイバーテロなども、関係部門との連携で実態の解明や被害の防止に努めています。

都道府県警察の中で唯一、警視庁には「公安部」が設置されており、国内最大数の公安警察官が所属しています。ここには、公安総務課、公安第一~四課、外事第一~三課、公安機動捜査隊などがあり、国内のデモ対応などは公安総務課が、国内の団体の情報収集や操作は公安第一~第三課が担当します。公安第四課は資料管理です。

そして外事第一~第三課は、国際テロやスパイなど、外国を対象にした捜査に携わります。公安機動捜査隊は「公安部の執行隊」として、主に爆発テロ事件の捜査担当です。NBC(核兵器・Nuclear、生物兵器・Biological、化学兵器・Chemical)テロ対応専門部隊も、この公安機動捜査隊に属しています。

警察は、こうした部署を設けることで、国家の脅威と対峙しているのです。