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警察署情報

大規模な事件や災害に対応する
警察の機動隊



警視庁をはじめとする全国の各都道府県警察には、少人数の警察官では対処しきれない大規模な犯罪が発生したときに出動する「機動隊」という部隊が存在します。

集団で行動し警備する「機動隊」

機動隊とは警察内に組織されたもので、大災害や大事件が発生したときなどの治安警備や災害警備にあたるため、特殊な訓練を受けた警備部隊のことです。交番や駐在所、ひいては警察署では対応しきれない集団犯罪や暴動などの際に出動し、事態を警戒し鎮圧するなどの役割を果たします。

最近では、2011年3月11日に発生した東日本大震災時に、被災者の救助、捜索活動のために派遣されたほか、福島第一原子力発電所の事故の際には、放水活動を第一線で行ないました。

機動隊の沿革

第二次世界大戦後、社会の混乱に便乗した犯罪、労使紛争などといった人々が徒党を組んで集団行なう「集団犯罪」が多発しました。これらの集団犯罪に、当時の警察官では対抗できなかったため、1948年(昭和23年)に警視庁予備隊と呼ばれる対集団犯罪の手段として集団警備部隊が編成されました。

その後、いくつもの集団犯罪の鎮圧と治安維持にあたった警視庁予備隊は、警察の組織改革に合わせて1957年(昭和32年)に警視庁機動隊と名称を変更。1962年にはすべての都道府県警察に機動隊が設置されました。

時代とともに変わりゆく集団犯罪に対抗するため、機動隊はさまざまな編成を経てきています。

機動隊の活動

機動隊は、警視庁機動隊のほか、各道府県警察にも配備されています。現在の警視庁機動隊は、第一機動隊から第九機動隊に、特殊車両隊を加えた10隊という編成となっています。通常は1隊ですが、国の首都を管轄にもつ警視庁は10隊、大阪府警千葉県警は各3隊、神奈川県警福岡県警には各2隊が設置されています。

これまで、治安維持や災害警備を主体に活動してきた機動隊ですが、社会の治安情勢の変化から、本来の活動内容に付随して各種犯罪の防犯活動や検挙活動、さらには交通取締りなどの日常的な防犯活動などを行なう機会が増えています。

また、身体的にも専門技能を必要とする山岳救助レンジャー部隊や機動救助部隊、水難救助部隊などを編成して、救助活動も行ないます。さらに爆発物の処理、化学防護部隊など、首都の治安維持に貢献するために活動の範囲を広げ、機動隊の特徴ともいえる集団警備力を各所で発揮しているのです。

東日本大震災のような国内の大規模災害時には、広域緊急隊が災害地の支援に向かいます。国外で発生した災害には、国際警察緊急援助隊が支援に向かえるよう準備されているほか、2012年(平成24年)からはテロ対策として、東京国際空港に空港警備中隊が専門部隊として配備されています。