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「犯罪心理分析官(プロファイラー)」



現在から過去に至るまでの膨大な犯罪データをもとに、犯罪を行なった犯人の心理状態、行動パターンなどを分析して、犯罪捜査の支援を行なうのがプロファイリングです。

捜査の支援として行なうプロファイリング

犯罪の捜査には、いろいろな手法が用いられています。DNA鑑定をはじめとする科学捜査なども、そのひとつです。これらの捜査手法の中から、発生した事件や犯罪の種類によって最善と思われるものを優先して行なうことは、事件を早期に解決するために必要不可欠となっています。

こうした捜査には、過去に行なわれた犯罪や現在進行形で発生している、世界中の犯罪に関する情報を収集し、それらを分析することで事件解決の糸口を見つける、という方法もあります。

イギリスでは国家的な組織として、犯罪分析に特化した「NCOF(国立警察活動支援部)」というものがあります。NCOFでは、こうした犯罪捜査をプロファイリングと呼び、その捜査を行なう捜査官は犯罪心理分析官(プロファイラー)といわれ、警察に貢献するために活動をしています。

プロファイリングには、いくつかの方法があります。

まず、犯罪者プロファイリングは、起きた事件の初動捜査による情報から犯人を推定していきます。犯罪心理学を学んだプロファイラーが、犯罪現場に残された証拠品や犯罪の痕跡、犯行方法などを事細かに分析し、犯人の性格や行動の特徴などの犯人像を推定していくのです。

地理的プロファイリングは、犯人の行動の特徴を踏まえて、犯行現場から犯人の行動範囲や居住する地域を推定します。さらに、犯人の居住地域の特徴から、移動のパターンなども推測していきます。

このほかにも、犯罪の行動パターンを推定する統計プロファイリングなど、いろいろな角度からアプローチする専門のプロファイリング方法があります。これらを組み合わせることで、事件の真相により近づき、捜査を行なう上で次なる方向性が見出しやすいとされています。

イギリスの警察機関をはじめ、アメリカのFBIやドイツの国家警察にもプロファイリングを専門とする部署が設けられ、捜査に有効活用されています。また、韓国では警察官を輩出する大学に犯罪心理学やプロファイリング、科学捜査を専門とした学科を設けているなど、世界的にプロファイリングは注目されているのです。

日本にもあるプロファイリング

海外では率先して活用されているプロファイリングですが、日本でもその有効性を見出し、2000年には北海道警察に日本初の専門班が設置されました。現在、警察庁では科学警察研究所の犯罪行動科学部内に「捜査支援研究室」を置き、犯罪者プロファイリングを犯罪捜査の際の支援方法として活用するための研究を行なっています。