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警察署情報

警察が立ち向かう犯罪
「ストーカー・痴漢行為」



特定の人に対して行なわれる迷惑行為として挙げられるのが「ストーカー」と「痴漢」。いずれも犯罪であり、厳しく処罰される対象となっています。

迷惑防止条例

警察では「痴漢」をした者を、「迷惑防止条例」を適用して取締まっています。迷惑防止条例第5条1項には、痴漢行為を「何人も、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、または人に不安を覚えさせる行為」としています。

この条例で禁止されているのは、公共の場所または電車などの乗り物において衣服などの上または直接身体に触れること。公共の場所において衣服を着けていない状態または一部を着けていない状態の身体をカメラやビデオなどで許可なく撮影(盗撮)すること、または撮影するためにカメラやビデオを設置すること。公共の場所において卑猥な言動を行なうこと、などです。これらを行なった者に対しては、罰則が科せられます。

痴漢での罰則は、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金となり、盗撮の場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。また、常習犯とみなされれば、痴漢は1年以下の懲役または100万円以下の罰金、盗撮なら2年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられることになります。

2012年、東京都内の全犯罪数(刑法犯認知件数)は17万2,385件にのぼり、そのうち迷惑防止条例を適用された違反は約2,200件(「警視庁」都内における痴漢犯罪の発生状況)となっており、その多くは通勤通学時間となる午前7時から午前9時に起きています。被害者は、20代の女性が最も多く全体の44.1%を占め、次いで10代が35.5%と、10~20代で全体の8割に達し、痴漢に狙われやすい年代となっています。

発生現場の多くは、電車で61.4%、残りは駅(16.2%)や店舗(10.7%)、道路上(6.7%)、バス(0.5%)、公衆便所(0.4%)の順で発生しています。このことから、都内では「午前7時から9時、10~20代の女性、電車で通勤通学中」がもっとも痴漢に遭いやすいという結果がわかります。

また、このような「痴漢」行為がエスカレートした状況のときには、刑法第176条の「強制わいせつ」を適用し、処罰も6年以上10年以下の懲役という厳しい対処をする場合もあります。

ストーカー行為

ストーカーは、特定の人に「つきまとい等」を繰り返して行なう卑劣な行為で、エスカレートして殺人事件に発展してしまったという例もあります。放っておくと危険な状態に陥ることもあるので、ストーカー行為に気付いたらすぐに警察に相談するようにしましょう。

ストーカーを罰する法律や規制としては、1999年に起こったストーカーによる刺殺事件をきっかけに制定され、2000年11月24日から施行された「ストーカー規制法」があります。さらに2013年7月には「ストーカー規制法」が改正され、2014年1月に施行が決まっています。

警察がストーカーとみなした場合は、厳しい処罰の対象となります。各都道府県の警察署には「ストーカー対策室」があり、直接対応のほか、電話やメールでも相談を受け付けています。不安を感じたときは、迷わず利用しましょう。