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警察の捜査本部、特別捜査本部の設置



住民が暮らす社会に大きな影響を与えるような重大な事件が発生すると、事件捜査の効率化を図るために「特別捜査本部」が設置されます。

捜査本部を設置する

重要な事件や事故が発生すると、その捜査にあたる「捜査本部」が臨時で設置されます。さらに、世間を騒がせ混乱を招くような「社会的反響の大きな重要事件」である、と警察が判断した場合には「特別捜査本部」が設置されます。そしてどちらも、治安維持という警察活動の大前提から早急に解決へ向けて捜査が始められます。

捜査本部のほとんどは、事件や事故が発生した場所を管轄にもつ警察署に設置されるのですが、都道府県を跨ぐような広い範囲で行われる犯罪では、各都道府県警察の本部に設置されることもあります。

捜査本部や特別捜査本部を設置するのは、発生した事件や事故の捜査をより効率的に行なうために、捜査で得られた情報を本部に集約して処理する必要があるからです。捜査の進展状況がすぐわかるのはもちろんのこと、事件解決へ向けて捜査にあたる警察官に、最新の情報をもとにして的確な指示を与えられるという目的もあります。

捜査本部が設置されると、全体を取り仕切る捜査本部長が据えられます。例えば、特別捜査本部が警察署であれば署長または該当事件の担当部署の長、都道府県警察本部なら警視庁であれば警視総監が、道府県警察本部なら本部長が任命されます。本部長のもとには、副本部長、事件主任官、広報担当官、捜査班運営主任官、捜査班長、捜査班員という編成で運営されます。このとき、鑑識活動が重要とされた場合は、副本部長として鑑識課の課長が任命され、さらに鑑識資料分析官として鑑識課の職員が捜査本部員として加わる場合もあります。

捜査本部の運営

捜査本部も特別捜査本部も、事件や事故を早期に解決へ導くために合理的かつ効率的な編成を行なって捜査をしています。捜査の進展は、随時開かれる捜査会議によって、捜査に加わる捜査員に、情報や分析結果の伝達が行なわれます。

また、報道機関などマスコミや地域住民に対しても、捜査の進展の広報活動も行なわなくてはならないのですが、広報活動のなかでも犯人に知られると逃走などの恐れが生じるため、捜査上の秘密の保持も行ないながらも、捜査に対する理解や協力を得られるようにするのも捜査本部の役割なのです。

捜査本部では、さまざまな部署さらには近隣の都道府県警察からも応援の捜査員が多数捜査にあたっているので、捜査本部の規模に合わせ捜査の合理化を図るために装備や資機材の調達も行ないます。また、多くの捜査員の士気の高揚を図り、円滑な任務の遂行ができるように捜査員に対して適切な処遇も確保されています。このように捜査本部は事件解決へ向けて運営されているのです。

捜査本部が設置され、事件や事故が解決されると捜査本部はすみやかに解散するのですが、中には未解決のまま捜査本部を解散する場合もあります。その場合は、事件や事故の捜査は、所轄の警察署長または担当部署の課長に引き継がれ、継続して捜査が行なわれることになるのです。