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警察のアリバイ捜査と目撃者探し



容疑者が事件に関与しているのか否かを知るための情報として、「アリバイ」という証拠が用いられます。アリバイが証明されれば容疑者は釈放される場合もあります。

判別するための状況証拠

アリバイとは、犯罪捜査をする上で、容疑者が犯罪にかかわっていないという事を証明する現状証拠のことをいいます。もともと、英語の法律用語である名詞の「alibai(アリバイ/現場にいなかったという証明)」という言葉から由来するもので、警察でも用いられ、捜査でも使用されている言葉です。

このアリバイによって、容疑者として犯罪の容疑がかけられていたとしても、犯罪とは無関係であると証明される場合があります。逆に、犯行を裏付ける証拠となる場合もあります。

警察は、犯罪捜査をはじめるとともに、事件発生時刻がいつなのかを、いろいろな手法の捜査によって推定します。そして推定された事件発生時刻に、捜査上に挙げられた容疑者が「どこで何をしていたか?」を証明しなくてはならないのです。

それにはまず、容疑者の取り調べによって供述された内容に加え、被害者や関係者などから得た事情聴収の内容、さらには現場付近の聞き込みによって得られた情報など、捜査で収集されたあらゆる情報をまとめ、容疑者のアリバイが真実かどうかを判断できるようにしなければなりません。

例えば、事件が起きた時刻が午後6時と推定されたとします。もし、容疑者とされた人物が、午後6時という時間帯に犯行を行なうことができない状況であったことが証明されたならば、警察は容疑をかけた人物を釈放するとともに、真犯人を探すべく次なる容疑者を探すための捜査に移ることになるのです。

有力な情報につながる目撃者を探す

この容疑者の行動を裏付けるためには、目撃者探しという捜査も行なわれます。起きた事件にもよりますが、事件当時に犯行を見ていたという決め手となる証言が得られるのは稀です。ほとんどの場合は、捜査する警察官が地道に現場周辺を聞き込み、容疑者と犯行を結び付ける情報となる証言を探して回るのです。

目撃者探しは、事件に容疑者が関わるすべてのことに関して行なわれます。事件現場近くで「容疑者の姿を見た」という情報は、犯行前と犯行後の行動を裏付ける有力な情報となるのです。

アリバイ工作

状況証拠として有効な力を発揮するアリバイですが、しかし、これを逆手にとって犯行の事実を隠すために「アリバイ工作」をする容疑者もいます。犯罪ミステリーの小説やドラマでは、アリバイ工作によって完全犯罪を目論む犯人がよく登場するので、一般の人にもよく知られている言葉ではないでしょうか。

アリバイ工作とは、組織犯罪などで使われるケースも多く、共謀した容疑者の仲間が警察に虚偽の事実を伝えることで、共犯仲間を助けるような行為を行なうことです。容疑者が、本当は犯行に関与しているにもかかわらず、犯行時間帯にあたかも別の場所にいたという嘘を作り出すのです。

用意周到な犯人は、犯行におよぶ時間帯や場所をうまく利用して、アリバイ工作をする場合もあるようです。しかし、こうしたアリバイ工作をすれば、警察による地道な捜査活動によって本当の事実が判明したとき、嘘の証言をした仲間も処罰されます。