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警察本部に設置される科学捜査研究所



多岐化する犯罪に使用された証拠物件を科学的に捜査し、犯罪を立証したり、事件の真相を究明するために設置されているのが科学捜査研究所です。

求められる専門性

犯人を特定するまでには、地道な捜査活動が欠かせません。そして、犯人へつながる重要な手がかりのひとつに、現場に残された「物的証拠」があります。

とはいえ、簡単に犯人と結び付けられるような証拠が現場に残っていることはほとんどありません。まして計画的な犯罪では、手袋や帽子を着けて痕跡を残さぬようにする用意周到な犯人もいます。しかし今では、科学技術の発展により、1本の髪の毛やわずかな体液などからDNA鑑定をして犯人を特定することができるようになりました。このような高度な技術を、より高めて捜査活動に活かすために誕生したのが、科学捜査研究所です。

科学捜査研究所は、都道府県警察の本部にある刑事部に部署として設置されています。科学捜査研究所の職員は、通常の警察官とは異なり、その採用方式は警察本部を管理監督する地方自治体によって異なりますが、通常は科学捜査研究所職員採用試験を実施して職員を採用しています。特に必要資格はありませんが、特殊な専門職であるため専門性と、それに対する対応性が求められます。科学捜査研究所には事件に対応するためさまざまな部署が設けられていますので、それぞれに特化した知識が必要となるのです。

現代科学を駆使して捜査を行なう

事件現場で採取された証拠物件を、科学的に鑑定・検査することで犯罪の真相を解明したり、犯罪を立証するために、最先端の科学技術で対応するのが科学捜査研究所の仕事です。

仕事内容は主に4つのカテゴリーで分けられています。

「法医科」では事件現場に残された毛髪や皮膚の断片、さらには血液や唾液などを鑑定して、血液型やDNA配置などからその持ち主となる人物の特定をします。

「化学科」では、違法薬物や中毒死の原因となる毒物、放火事件などに使用される油類、さらに産業廃棄物や工業廃水などによる汚染などの鑑定・検査を行なっています。

「物理科」では、火災や放火、交通事故やひき逃げ、発砲事件などの現場調査や、それらの再現実験などを行ない事件の原因を究明しています。また、サイバー犯罪に使われたコンピュータやパソコンの解析などもしています。

このほか、筆跡などから筆者を割り出したり、偽造された紙幣や免許証、パスポートなどを判別する「文書科」など、さまざまな犯罪に対応するための部署が科学捜査研究所には設置されています。