ご希望の警察署情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト警察署リサーチ
警察署
トップページへ戻る
トップページへ戻る

警察署情報

警察の捜査活動に役立てる
モンタージュ写真と似顔絵



事件の犯人やその容疑者となる人物の顔の特徴を写真や絵にして、捜査活動に役立てるという捜査方法があります。それが「モンタージュ写真と似顔絵」です。

容疑者を割り出すための手段

事件を解決するためにさまざまな警察活動が行なわれますが、中でも、事件を起こした犯人やその疑いのある容疑者を特定する捜査はとても重要です。

それは現場検証のときに得られた情報から、また、現場に残された遺留品から犯人の残した痕跡を見つけ出し、いろいろな捜査方法をもって事件の犯人やその容疑者を特定していくのです。犯人やその容疑者となる人物が特定されたら、次は逮捕や取り調べを行なうために本人を探し出さなくてはなりません。容疑者を探すには、捜査員と捜査関係者全員が情報を共有しておく必要があります。その共有情報のひとつとして用いられるのが、「モンタージュ写真と似顔絵」です。

「モンタージュ写真」とは、人の顔の特徴である髪型、目、鼻、口、輪郭などを分割した数千種類の写真から、被害者や目撃者からの情報をもとに、容疑者の合成写真を作り出すものです。過去には、3億円事件やグリコ森永事件などでも活用され、指名手配犯として写真がマスコミで報道されたり、公共施設にもポスターが張り出されるなど、当時の世の中に広く知られた有名な捜査方法です。

しかし、あくまでもモデルとなる人物の顔のパーツとパーツを組み合わせて作るものなので、精巧細密さという点では欠点もあるとされ、現在の犯罪捜査ではあまり使われる機会はないようです。

一方、「似顔絵」という、容疑者の容姿を模写する捜査方法もあります。これは「似顔絵捜査官」という、似顔絵を描くことに特化した捜査官が配置されるほど、現在では捜査に有効な手法としてもっとも用いられています。

似顔絵のメリットは、似顔絵捜査官の長けた模写能力から、被害者や目撃者の証言からその場で容疑者の似顔絵を作成できるという点です。顔の特徴は十人十色ですから、容疑者の特徴を口頭で捜査員や関係者に伝えるよりも、現場や事情聴収の際に似顔絵を制作して、各捜査員に配布すれば容疑者の捜索もよりスピーディーになるわけです。

似顔絵捜査官

モンタージュ写真は、たくさんのサンプルを見ているうちに、被害者や目撃者の記憶が曖昧になってしまうという欠点がありました。しかし捜査に活用される似顔絵には、それがありません。被害者や目撃者の印象に強く残った特徴を、その場で再現できるからです。また、写真よりもインパクトがあり、人の記憶に長く残りやすいのです。

似顔絵は、現場ですぐに描くことができるので、それを見た警察官が初動捜査時に現場周辺での職務質問で容疑者を捕まえられた実績もあるなど、その有効性からほとんどの事件で採用されています。

そして、この似顔絵を描く事に特化した「似顔絵捜査官」は、自身の希望で似顔絵の養成講習を受け訓練された警察官です。各警察署などにも配置されていて、普段は通常勤務をし、事件発生時には似顔絵捜査官として出動する職員もいます。