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一般の警察官を教育する警察学校



警察官採用試験に合格しても、すぐに警察官として活躍できるわけではありません。警察官の基本的な教養を「警察学校」という施設で学んで、初めて一人前の警察官として扱われるようになるのです。

警察官としての基本的な教養

警察官としての基本的な教養

警察官になるには、警察官採用試験を受けなくてはなりません。警察官採用試験に合格して採用されると、警察官としての教養を身につけるために警察学校へ入ることになります。

警察学校は一般の警察官に教養を与え育成する施設として、各都道府県警察に直結した施設となり、各都道府県警察単位で運営されています。警察学校へ入校すると、大学卒業者で約15ヵ月間、短大や高校卒業者で約21ヵ月間、警察官としての教育を受けます。

入校してすぐに「初任科」という課程にて基本的な教養を学びます。初任科では、学校卒業後すぐにでも第一線の警察官として職務が行なえるように、憲法をはじめとする民法、行政法、刑法、刑事訴訟法などの法学から、事件や事故に対しての知識と取扱いなど、実務に直結した授業が行なわれます。警察署の通信指令室との無線による通話の仕方や、交通整理のやり方なども含まれています。

都道府県警察によっては、増加するサイバー犯罪などに対抗するために、学校でパソコン教育も行なわれています。パソコンに関する基礎的な知識からアプリケーションの取り扱いまでを、教養として身につけるのです。また、近年では、捜査書類などは電子化による保存方式を警察が推進しているため、捜査書類などの作成の仕方もパソコンの授業によって覚えることになるのです。

さらに、心技体も要求される職業ですから、現場での執行力を習得するために、柔道または剣道を任意で選択して授業が実施されています、女性警察官は、柔道や剣道のほかにも合気道が加わり、3つの武道の授業から選択して受けることができます。

また、武道で心身を鍛え執行力を体得するのとともに行なわれているのが、逮捕術の習得です。逮捕術は、必要最低限の力で容疑者や犯人を制圧して逮捕を行なうときに用いるもので、さまざまな犯罪と対峙する可能性を踏まえて、すべての警察官が身につけなくてはならないものです。

そして何より、警察官は拳銃という武器の携帯と使用が認められている職業です。当然、拳銃訓練も必修科目となります。拳銃訓練は、警察学校内の特別な施設である射撃場で行なわれ、片手で拳銃を撃つ片手撃ちや、両手でしっかりと拳銃を握る両手撃ちといった射撃方法などを練習します。

教練と呼ばれる訓練では、警察官として決められている動きに慣れるための訓練と、警察組織という団体行動が要求されるシーンで敏活適正な行動と規律を守るための訓練などが行なわれています。このほか、数人で班を編成して行動を共にしてディスカッションなどを行なう班別討議や、人間性を豊かにする華道、書道などを取り入れた情操教養なども実施しているのです。

覚えた基礎教養が実習で試される

覚えた基礎教養が実習で試される

初任課程を終えると、実際の警察署で職場実習が行なわれ、これまで学んだ教養が試されます。職場実習は数ヵ月間行なわれ、その後に初任補修を経て、最終段階となる実戦実習として再度、警察署にて実習が行なわれます。これらの過程を経て、警察学校を卒業すると、警察署に配属され一人前の警察官として、交番などに配置されていくのです。