警察署用語辞典
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警部補
けいぶほ警部補とは、警察組織で採用されている9段階の階級制度において、上から7番目、下から3番目にあたる階級である。「警部」の下、「巡査部長」の上が「警部補」。交番の責任者(俗に「ハコ長」と呼ばれる者)になれるのは、この警部補からとなる。キャリアは初任の時点でこの「警部補」の階級から始まり、翌年にはほぼ自動的に「警部」へ昇任することが一般的。ノンキャリアの場合はその警察官の学歴によって異なるが、巡査部長として2〜4年以上の実務経験を経て、ようやく昇任試験の受験資格が得られる。試験に合格し、かつ定員に空きがなければ警部補に昇任することはできない。交番では責任者になれるように、事件捜査などでは、小規模な捜査チームにおけるリーダーのような役割が与えられることになる。
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