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警察署情報(冬)

冬の警察署情報



人々が慌ただしくなる年末年始には、犯罪や交通事故などが増える傾向にあります。家族で集まった際などにはこれらのことを話し合うなどして、犯罪に巻き込まれないよう対策を採りましょう。

年末年始に増える犯罪とその対策を考える

スリ・ひったくりから身を守る

スリ・ひったくりから身を守る

人の動きが多くなる年末年始には、ひったくりやスリといった犯罪が増える傾向にあります。特にひったくりは12月、1月に年間で最も被害が多くなるのです。年末年始には、金融機関が休みになることから、手元に普段より多めの現金を用意する人が多いため、狙われる可能性が高くなります。自分は大丈夫と過信せず、しっかりと対策しましょう。

特にひったくりは、女性や高齢者が多く被害に遭う傾向にあります。カバンを車道と反対側に持つことや、自転車の前カゴには防犯ネットを付けるなどの対策が有効です。また後ろから自転車や原付などが近づいてきたら振り返り、過ぎ去るまでカバンをしっかり抱えておくことも効果的です。

また、多くの人でにぎわう初詣は、スリ被害が多く発生します。財布を目立たせない、カバンの口をきちんと閉めておく、財布チェーンで服やカバンと財布をつないでおくことで防ぐことができます。もし犯罪に遭ってしまった場合には、すぐに近くの交番や警察署に届け出ましょう。

家族で話し合い犯罪を未然に防ぐ

ニュースや新聞で報道され、世間の認知度が上がっているのに、犯人が次々と新たな手法を生み出し、手口が巧妙化しているため依然増え続けている「振り込め詐欺」。高齢者が主な被害者となっている犯罪ですが、防ぐ方法はあります。日頃から家族でコミュニケーションを取っておけば犯罪を未然に防ぐことができます。年末年始は、離れて暮らす家族が集まる機会が増えるので、近況などを話し合う時間を持ち、家族間のルールを確認、徹底するようにできると良いでしょう。特に高齢者世帯では録音機能や留守番電話機能が付いた電話を利用し、かかってきた電話にすぐに出ないことも未然に防ぐ手段として有効です。

もし怪しい電話に出てしまった場合には、家族や最寄りの警察署へ相談しましょう。警察署へ相談した場合には、捜査に協力することになる可能性もあります。積極的に協力をし、犯罪の芽を摘み取ることが必要です。

冬の交通安全運動

冬は積雪や路面の凍結など、他の季節以上に車の運転には注意が必要な季節です。北海道では他の地域より早い11月中旬に、冬の交通安全運動が実施され、凍結路面でのスリップ事故防止などが呼びかけられます。

また他の多くの地域では、12月上旬に交通安全運動が行なわれ、高齢者の交通事故防止や、飲酒運転の根絶などを呼びかけています。自転車や車の早めの点灯を促進、歩行者への反射材活用などで事故を減らすよう各地で呼びかけられ、岐阜県では「トライライト・オン」キャンペーンとして実施。日没30分前のライト点灯を促すもので、夕暮れ時から夜間にかけて増える交通事故を予防するものです。特に日照時間が短くなる12月には、午後4時頃に点灯するのを推奨しています。

術科大会で日頃の鍛錬の成果を発揮

警察官になるには、各都道府県の警察本部による警察官採用試験に合格し、地方公務員として採用されることが必要です。地方公務員として採用されたら即、警察官として任務を遂行できる訳ではありません。警察学校に入学し、警察官の任務に必要な法律等を勉強する他、いざというときに職務を遂行できるよう、必須科目として日頃から柔道や剣道、合気道、逮捕術、拳銃の射撃など「術科特別訓練」と呼ばれる訓練が実施されます。中でも、犯人を逮捕するのに役立つ逮捕術は、市民の安全を守るための必要性が高く、警察学校に在籍するすべての警察官の卵が厳しい訓練を受けています。

東京都の警察学校である、警視庁警察学校では冬と夏の年2回、術科大会が行なわれ、それぞれの種目で、クラスを表す教場対抗で成果を競い合います。

また、この術科特別訓練は、各都道府県警察と皇宮警察本部でも警察官の体力、技術、気力の向上をめざし、日々実施されています。

ロード中
ロード中
ロード中

交通事故や犯罪の防止、スポーツ大会の護衛など、年末年始は警察官の業務も多忙を極めます。このような警察官の活躍によって、私たちの市民生活が守られています。

白バイとマラソン

白バイとマラソン

冬になると各地でマラソン大会や駅伝が開催され、大きな注目を浴びる全国大会や駅伝では、競技のスムーズな進行を行なうため、警察官が道路の交通規制やランナーの警備を行なったり、白バイ隊員がランナーたちを先導します。

白バイ隊員は、警視庁や各都道府県本部の交通機動隊、もしくは高速道路交通警察隊に所属しており、警察官の中でも特別な訓練を受け、高い運転技術を持った者に限られています。マラソンの先導役は、後方のランナーや沿道、前方と周囲に細かく注意を払いながら安定した走行が求められます。そのため、全国白バイ運転競技大会での上位入賞者など、白バイ隊員の中でも特に優れた運転技術を持っている隊員が行ない、先導役を務めることは白バイ隊員にとっても大きな栄誉となります。なお、箱根駅伝や全日本大学駅伝など複数の県をまたぐ大会では、所轄のエリアによって白バイ隊員も交代します。また、女子の大会では女性白バイ隊員が先導役を務めることも珍しくありません。

一斉取締り

冬は日没時間が早く、地域によっては薄暮時間と帰宅時間が同じになることがあります。薄暮時間は西日が目に入って前が見にくくなったり、逆光で信号が見えにくくなったりと、ドライバーにいろいろ悪影響を与える時間帯となり、交通事故が増加する原因にもなります。そのため、警視庁や各都道府県本部では、警察官を主要交差点に配置してドライバーに注意を促したり、白バイで幹線道路を巡回するなど、交通事故防止のための取り組みを実施。こうした一斉取締りは都道府県内全域で実施することが一般的で、取締りを実施する日はホームページなどで公表しています。

また、年末は忘年会やクリスマスパーティーなどで飲酒の機会が多く、飲酒運転の撲滅を図るために検問などを実施して、取り締まりを強化します。検問では多くの警察官を動員し、道路を封鎖して自動車が他方向に逃げられないように囲い込みます。簡易検査によって飲酒の有無を判断しますが、飲酒以外にもシートベルトの非着用者の摘発や不審人物、指名手配者などの捜索や検挙も目的としています。

一斉取締りは自動車だけでなく、自転車を対象にすることもあります。悪質で危険な運転に対して厳しく取締り、交通指導を行なって事故防止を促します。

鉄道警察隊

お正月の各地の神社では、大勢の初詣客で賑わい、どこも混雑します。周辺道路も渋滞するため、電車で出かける人も多いのではないでしょうか。電車の中だからといって、安全とは言い切れません。痴漢やスリ、置き引き、ひったくりなども発生しやすいため、混雑した車両では特に気をつけましょう。

こうした鉄道内での犯罪を取り締まるのが「鉄道警察隊」です。「鉄道警察隊」は、警視庁や各都道府県の警察本部に属する鉄道専門の警察官で、駅構内や改札口など鉄道施設での犯罪の捜査や防止をはじめ、踏み切りなどでの鉄道事故の防止、事故捜査、救助活動などを行ないます。駅構内だけでなく、電車に乗り込んでパトロールを行なう場合もあり、車内の不審物、不審人物に目を光らせ、怪しい人物に対しては職務質問をして検挙に繋がったりします。この他にも、広域事件や大規模な事故が発生した場合は、管轄警察署と連携して、捜査活動や救助活動に当たることもあります。

鉄道警察隊は、一般の警察官と制服も違っており、「鉄道警察隊」の名称が入った腕章をしているのが特徴です。


事件や事故が起きたら110番にかけるか、交番に駆け込みます。どちらも警察と市民を繋ぐ大切な役割を持っています。1月10日は数字の並びから「110番の日」とされており、交番も同じ1月に誕生しています。どちらも私たちの安全な生活を守ってくれる心強い味方です。

110番の日(1月10日)

110番の日(1月10日)

ダイヤル110番の適切な利用を推進するため、警察庁が語呂合わせのよい1月10日を「110番の日」と制定しました。この日を中心に各警察庁で、110番に関する様々なPRイベントが実施されます。

警察への緊急通報用電話番号が110番に制定されたのは戦後の1948年で、新警察制度の発足に併せてGHQ(総司令部)の勧告により大都市でスタートしました。しかし、東京では110番でしたが、大阪、京都、神戸は1110番だったり、名古屋では118番と地域によって統一はされていませんでした。全国で110番に統一されたのは1954年で、これ以降、どこからかけても110番で警察へ繋がるようになりました。

110番をかけると、各都道府県の警察本部にある通信司令室に繋がります。通信司令室で通報を受けると、コンピューター処理によって発生現場を管轄する警察署に連絡が行き、同時にGPS衛星を利用したシステムで、発生現場に最も近い位置にいるパトカーを急行させることができます。

通信司令室では、①何があったか(事件・事故などの内容)、②発生時間、③発生場所、④犯人の特徴、⑤現在の状況、⑥通報者の氏名・住所・連絡先、の6つの質問をされます。通報の際は、これらの質問に落ち着いてきちんと答えられるようにしましょう。また、通報した後は、現場に向かった警察官がすぐ対応できるよう、できるだけその場にいるようにしましょう。

地域の安全を守る交番

地域の安全を守る交番

市民の安全を守るため、全国各地には「交番」が設けられています。今では「KOBAN」として世界でも通用するほどで、実際に交番制度は世界各国に輸出され、大きな成果を得ています。初めて交番が設置されたのが1874年1月で、警視庁発足とともに「交番所」が設けられました。当時の交番所は、今のように設備がなく、警察官が徒歩でパトロールをしながら交差点や三叉路などで立番するものでした。この地点で交替して番をするため、交番所と名前が付けられ、今の交番の由来となっています。1881年には交番所は「派出所」に名称を変更し、1888年には全国に設置されるようになりました。また、町村などで居住用交番である「駐在所」もこの時に設置されました。それから100年以上経った1994年に、派出所から「交番」となり、現在に至っています。

交番の役割は、管轄地域の治安を守ったり、道案内や拾得物(いしつぶつ)の対応、市民の相談などを受けています。また、管轄地域で事件・事故が発生すると、ただちに現場へ急行して、状況を警察本部に報告します。その他にも管轄地域の住宅や事業所を巡回して、世帯主や事業主を確認したり、交通量の多い場所に設置されている交番では、交通の監視を行なうなど、様々な業務があります。

交番の建物には、地域によって周囲の都市景観に配慮するような特徴的なデザインになっている交番もあります。また、山間部などで交番が遠い地域や犯罪が多発する地域、繁華街など人が密集する場所などでは、既設の交番をサポートするために車を使った「移動交番」が設置されることもあります。この移動交番には警察官と交番相談員が乗り、地理案内や届出の受付、地域の警戒などにあたります。このように交番も多様化しながら市民の安全を守っています。